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Apple、先進のカーボンフリーなアルミニウム製錬法を開発する企業に投資

Cabonfree

アルミニウム大手のアルコア・コーポレーションとリオ・ティント・アルミニウムは、アルミニウム生産の製錬工程から温室効果ガスの直接排出をなくす特許技術を商業化するジョイントベンチャーを発表していて、Appleは、カナダ政府、ケベック州政府とパートナーシップを組み、合同で総額1億4,400万ドルを将来の研究開発のために投資することを発表しています。

温室効果ガスの直接排出をゼロへ

アルミニウムは1886年に開発された方法で今日まで大量生産されてきていて、この製法では工程中に炭素材料を使うため、それが温室効果ガスを生み出しているそうですが、炭素の代わりに先進的な伝導材料を使うまったく新しい工程では、二酸化炭素ではなく酸素が放出されるそうです。

Appleは地球にとって良い技術、今後何世代にもわたって地球を保護するのに役立つ技術を前進させることに取り組んでいます。私たちは、この野心的な新プロジェクトの一翼を担うことに誇りを持っており、将来的に温室効果ガスの直接排出を伴わない製法で作られたアルミニウムを私たちの製品の製造に使うことができるようになることを期待しています

AppleのTim Cook CEOは今回の投資について上記のコメントを発表していて、今回の取り組みはすべての施設が100%クリーンエネルギーで電力供給され、23のサプライヤーもそのようにすることを約束したとの発表に続くものとなるそうです。

Apple、先進のカーボンフリーなアルミニウム 製錬法の実現に向けて道を開く