「iPhone 4S」に「不正なSIMです」と表示される問題

ITMediaによると、「iPhone 4S」の一部の端末で、突然通信キャリア名の表示部分が「不正なSIMです」と表示され通信ができなくなる問題が発売日以降断続的に報告されていると伝えています。

この現象は、利用中のiPhone 4Sで突然発生するほか、スリープ状態のiPhone 4Sでも起こり、電話の発信／着信が一切できなくなる。もちろん3Gのパケット通信を利用したメールの送受信やWebサイトの閲覧、アプリのデータ送受信もできなくなってしまう。購入後SIMの抜き差しなどは一切していない人にも起こるという。

この現象に陥ると、機内モードオン・オフでは復帰せず、再起動をしないと復帰しないケースが多いとのことで、中には設定をリセットしないと回復しなかったというケースもあるそうです。

アメリカでもこの問題が報告されているそうで、AT&T、Verizon、Sprint版のすべてで報告されていることから、iOSのバグかもしれないという話も出ているそうです。

ITMediaでは、この症状が頻繁に起こる場合は、Apple Storeやキャリアショップで相談することを勧めています。Micro SIMの交換で改善されたという報告もあるそうです。

なお、今のところApple Japanはこの件に関して「確認中」とのことです。


発売当初からチラチラとこの噂は聞いていましたが、日本でも結構報告されているようですね。ちなみに自分の「iPhone 4S」(ソフトバンク)はこの症状は出たことはないです。この状態になると3G回線に繋がらないので、通話やMMSなどもやり取りができないので、かなり不便な状況となりますね。

今のところ原因が特定されていないというのが、心配なところですね。