9to5Macによると、The Wall Street Journalの情報として、ドコモの山田社長が、Dow Jones Newswiresのインタビューに答え、「iPhone」についてAppleと交渉中である事を認めたうえで、「Appleの販売台数の要求が高すぎる」ことが問題だと話したと伝えています。
山田社長は、「Appleの要求をどおりだと、今ドコモで販売している大部分のスマートフォンがiPhoneになってしまう」として、そのシナリオは困難だという見通しを示しているそうです。
さらに、おサイフケータイやi-modeメールサービスなど、ドコモ独自のアプリがインストール制限されることについても、山田社長はこれらの機能は、日本の市場ではとても重要だと語っているそうです。
この話を聞く限りだと、ドコモから「iPhone」が発売される可能性はかなり低そうです。しかし交渉の内容を明らかにして大丈夫でしょうか?今までの流れだとAppleはこういう事を非常に嫌う傾向があります。ドコモとしては、Appleにメッセージを送った形かもしれませんが、どうなるでしょうか?
この内容が明らかになった事により、KDDIも同じ要求をされている事が分かります。それでもKDDIは「iPhone」を獲得しました。やはりこの差は相当大きいですね。
Apple