BGRによると、「Mac OS X Lion」は、OS全体のシェアでは2%未満で採用が遅れているとすると伝えています。
Lionは、リリース初日に100万ダウンロードを達成したとAppleが発表していましたが、オンライン広告ネットワークのChitika社が最近のトラフィックを分析したところによると、Lionのシェアは1.5%程度であることがわかったとしています。
この分析を、「Mac OS」だけに絞ると、Lionは16%になっています。Lionはリリースから9月下旬までに14.18%に上昇したようですが、その後は2%増やすにとどまっているということです。そして意外にも、Snow Leopardが0.5%増加しているようです。Chitika社はこの理由として、Wi-Fiの不安定性や、MacBook Proのバッテリー性能が落ちるなどの問題が、ユーザーのためらい一つではないかとしています。思った以上にLionは普及していないんですね。ちょっと驚きです。初日に100万ダウンロードを記録したので、そのまま順調に増えていると思っていました。この分析を見るかぎりでは、リリース時の勢いのあとは、伸びが鈍化していますね。ソフトの対応などはだいぶ進んだと思いますが、まだ安定したSnow Leopardを使っている人が多いということですね。