2012.04.07通信会社を乗り換えられるMNPでドコモは11年度に80万3600件の転出超過になったそうで、10年度40万件から2倍に膨らんだとしています。
この理由として、ソフトバンクに続きKDDIが昨年10月から「iPhone」の取り扱いを始め、ドコモから契約者を奪ったとしています。10年度に36万件の転出超過だったKDDIは、一転して昨年度は27万件の転入超過になっているとしています。
「iPhone」効果は昨年度の携帯電話契約数をみても如実にあらわれているそうで、KDDIは純増数で211万100件、ソフトバンクの345万300件には及ばないものの、2位のドコモ(211万9700件)とほぼ肩を並べたとしています。
やはり「iPhone」が日本の携帯業界に与えているインパクトは相当大きいようですね。KDDIが「iPhone」を取り扱って以降好調を持続していますし、ソフトバンクも純増数を大きく伸ばしています。逆に「iPhone」を扱っていないドコモは、この2社に完全に顧客を奪われている格好ですね。
日本経済新聞よると、国内携帯電話市場で「iPhone」の存在感が一段と高まっていると伝えていて、携帯各社がまとめた2011年度の携帯電話契約数では、NTTドコモが「iPhone」を取り扱うソフトバンク、KDDIに大量に顧客を奪われたとしています。
