Reutersの情報筋によると、今回の和解によって最も恩恵を得るのはAmazon(と一般消費者)であるという。Amazonは電子書籍をより安く販売できるようになり、その結果、「Kindle」ハードウェアがタブレットの購入を検討している消費者にとってさらに魅力的な選択肢になる。また、Amazonでの価格が低下すれば、AppleやBarnes & Nobleといった他のすべての電子書籍小売業者も対抗して価格を調整しなければならなくなる。これは消費者にとってありがたいことだ。Appleと出版社の間では、他の小売業者の同一コンテンツよりも高く設定してはならないと定められているそうで、これが問題となっていたようです。
以前Appleと出版社は、EUからEU競争法(独占禁止法)違反で調査を受けているという記事を書きましたが、この契約についてはちょっと問題があるのかもしれないですね。