この検証は、Smart Coverを付けた状態の「新しいiPad」でアクションゲームの「Infinity Blade II」を45分間プレイし、熱画像カメラを使って温度を測ったとのこと。
その結果、電源に接続して使った場合、iPadの前面と背面の温度は最高で華氏116度(セ氏47度)に達し、iPad 2に比べて12度も高くなった。電源に接続しない状態では最高113度で、iPad 2との差は13度だった。特に画面の特定箇所に、集中して温度が高くなる部分があったという。
ただ、実験の担当者はiPadを両手に持って操作し、かなり温かいと感じたが、ある程度の時間であれば不快を感じるほどの熱さではなかったと報告しているとしているそうですが、Appleのフォーラムでは、「画面上の温度は101度、背面は108度に達し、ひざの上に乗せていられないくらい熱い」といった書き込みもあったそうです。
やはり「新しいiPad」は「iPad 2」に比べると熱を持ちやすいようですね。これはグラフィック性能の上がったA5Xチップが主な原因と思われます。個人的にはあまり感じた事がないので分かりませんが、今後もこういった苦情はでてくるのかもしれませんね。
なお、先ほどの記事にも書きましたが、Appleはこの件について「全てわれわれのスペックの範囲内で良好に動作している。何か問題があればAppleCareに連絡してほしい」と述べているそうです。