まず注目の「Retinaディスプレイ」は、iFixitが分解したところサムスン製である事が確認されました。また、ディスプレイをロジックボードに接続するコネクタが、過去のモデルと異なっているそうで、これによって、2月頃にリークされた「Retinaディスプレイ」パネルが本物であったと確認されたそうです。
(via.Cent Japan)
(via.日本経済新聞、Cent Japan)
バッテリーは、「ほとんどのタブレットがそうではあるが、iPad 3(新しいiPad)は本当に巨大なバッテリーだ」とiFixitが語っている通り、「iPad 2」は25Wh、3.8V、6930mAhの容量だったが、「新しいiPad」は42.5Wh。3.7V、11560mAhとなっていて、約67%増量しているとしています。
(via.iPadiPhoneWire)
今回のバラしでiFixitは最も困難だった箇所が、ガラス・パネル画面を取り外しだったとしています。接着剤を緩めるためにヒートガンなどを使用しなんとか木津つけないで剥がせたが、「前面の接着剤を取り除くのは極めて難しい」と述べているそうです。また、iFixitは新iPadの修理のしやすさを10段階中「2」と評価したとしています。(10が最も簡単)
(Via.COMPUTERWORLD、日本経済新聞)
今回もiFixitが素晴らしいスピードでバラしてくれたおかげで「新しいiPad」の中身があっという間に分かりました。この影響で16日の日本の株式市場で「新しいiPad」に部品を供給しているメーカーの株価が上がったそうです。
今までもバラシレポートは注目されていましたが、今回ほど注目を集め影響を与えたのは初めてかもしれませんね。それほどまでにAppleの製品がいろいろなところに与えるインパクトが大きいということなんでしょうね。