この債権はゴールマン・サックスとドイツ銀行が管理するとみられるそうで、用途としてはBloombergのLisa Abramowicz氏の指摘によると、大部分が自社株買いと配当金の支払いになるだろうとしています。
Except for rewarding shareholders, of course. Proceeds to go to buybacks & dividend payments
— Lisa Abramowicz (@LisaAbramowicz1) 2015, 2月 2
Appleは現在1,780億ドル(約20兆円)分の現金と有価証券を保有しているそうですが、現金の多くがアメリカ外で保有しているため、それをアメリカに送金すると大きな税金がかかることになります。
そこでアメリカで非常に有利な金利で債権を発行して配当などに充てて、時間をかけて債権を返済していくという方法を選ぶようです。
海外からアメリカに送金するより、債権を発行したほうがトータルコストがかなり抑えられるということのようです。Appleにとっても50億ドルの債権ぐらいはまったく問題ないレベルですからね。