シャープはこの工場で「iPhone」用の中小型のパネルを生産しているが、中国のスマホメーカーなどにも供給できるようにしたいと考えているようで、Appleには300億円程度を提示しているとのことです。
Appleとしては、サムスンには供給しないことなどを売却の条件に挙げているもようだとしています。
なお、現在のところAppleが今年秋に発売する予定の「iPhone 6」用パネルの生産を始めており、稼働率9割を超えていると見られるとし、幹部は「当面は高い稼働を保てるため、交渉を急ぐ必要はない」と述べているそうです。
シャープとしても液晶パネルの生産は好調なようなので、亀山第1工場もApple用だけでなく他のメーカーのも受注し、さらに地盤を強化したいという思惑なのかもしれません。