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Apple、多くの新機能を搭載した「iOS 8」を発表

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Appleは、サンフランシスコのMoscone Westで行われた「WWDC 2014」において、「iOS 8」を発表しています。

「iOS 8」の新機能などは以下の通りです。
  • 通知センター:新しいデザインとなり、通知センターから直接返信できるように
  • マルチタスク:連絡先などにアクセする事が可能に
  • Spotlight:iOSデバイス上のアプリ、メールだけでなくWeb上のものなど、あらゆるものが検索可能に
  • Quick Type:入力に応じた予測変換、入力を学習して候補を表示、日本語にも対応
  • Tap to Talk:簡単に音声、ビデオメッセージを送る事が可能で、耳にデバイスを近づけるだけでメッセージを聞く事ができ、音声による返信も可能
  • iCloud Drive:Mac、iOS、Windowsとファイル共有が可能に
  • HealthKitとHealthアプリ:体重の管理や血圧などを自動的に管理できるようになり、サードパーティーのアプリとも連携可能に
  • Family Shaling:写真・カレンダー、リマインダー、iTunesで購入したものを家族間(6人まで)で共有可能に、クレジットカードで勝手に使えないように通知機能も搭載
  • Photo:撮影日時からの検索、編集機能を強化、iCloud上で写真を共有、5GBまでは無料、20GBで月額0.99ドル、200GBで3.99ドル、最大は1TBまで可能。
  • Siri:音楽を検知するShazam機能を搭載、iTunesコンテンツの購入が可能に、さらに中国語の対応を強化

  • App Storeの新機能

  • Explore:カテゴリーやトレンド、ユーザーチョイスなど検索機能が向上、アプリのバンドル、アプリ紹介のムービーを追加が可能に
  • TestFlight:ベータテストをユーザーに提供可能

  • SDKについて

  • Keybords:サードパーティーのキーボードが搭載が可能に
  • Touch ID:サードパーティーのアプリで利用する事が可能に
  • Home Kit:メーカーと協力して家庭内の機器と通信する事が可能になり、iPhoneでコントロール可能に
  • CloudKit:iCloud認証やデータベースなどの機能をユーザー数によって無料から提供
  • Metal:3Dレンダリングが高速になり、グラフィック性能がA7チップで10倍に
  • Spritekit:カジュアルゲームを作成するための新しいアプリ
  • Swift:新しいプログラミング言語

デベロッパー向けには本日より提供開始、一般向けには秋に提供を予定。

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なお、対応機種は「iPhone 4s」以上、「iPod touch(第5世代)。「iPad 2」「iPad with Retinaディスプレイ」「iPad Air」「iPad mini」「iPad mini with Retin display」となっていて、「iPhone 4」がサポートされないようです。