2012.02.15ProView社の弁護士Roger Xie氏はBloombergのインタビューに答え、Appleと「iPad」の商標権について合意に達する事が出来なかったと語ったとしています。
このことからProView社は、「iPad」の輸出と輸入を両方ブロックするために、中国の税関局に要請したようです。これについてAppleは、ProView社の中国における「iPad」の商標権を購入していると主張しているようです。
もしProView社の要求通りとなった場合、中国で組み立てられている「iPad」が輸出できなくなるので、世界的に販売停止になる可能性があるとしています。また、Foxconnはブラジルでも「iPad」を組み立てる予定だが、1月下旬の段階で生産は始まっていないとしています。
中国政府がどういった対応を取るかわかりませんが、状況によっては「iPad」が購入できなくなるという事も考えられるということでしょうか。おそらくはAppleからいい条件を出すための作戦だとはおもいますが、3月には「iPad 3」が発表される事が濃厚となっているので、この件が影響を及ぼさなければいいですね…。
先日、中国でAppleが「iPad」の商標権にを侵害しているかどうかの調査する動きが中国各地に広がっているという記事を書きましたが、AppleInsiderによると、中国で「iPad」の商標権をもつProView社が、Appleの「iPad」の輸出を阻止するために中国政府に要請したと伝えています。
