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Chicago Sun-Times、カメラマンなど写真担当者を全員解雇し記者にiPhoneでの写真・動画撮影のトレーニングを開始

Cult of Macによると、アメリカ・シカゴの地元紙Chicago Sun-Timesが、カメラマンなど写真担当者28名を全員解雇し、所属の記者にiPhoneでの写真・動画撮影のトレーニングを開始していると伝えています。

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ハリケーン・Sandyがニューヨークを襲った時には、記者がiPhoneで撮影し、Instagramにアップロードしたものが、表紙を飾ったこともあるそうで、高価な一眼レフカメラの代わりにiPhoneが使用されているとしています。

Sun-Times紙のカメラマンAlex Garcia氏は「フリーランサーと記者のiPhoneでは、写真スタッフを置き換えることができない。最悪でばかげていて、絶望的に無知だ」と述べているそうです。

新聞社は、やはりオンラインメディアによる影響などで発行部数の減少で経営悪化が話題となりますが、コスト削減のためにカメラマンなどを全員解雇という非常に思い切った判断をしたようです。

iPhoneのカメラは非常に高性能で、いつも身につけているものと考えると、新しい形というのをここでも生み出しているようです。