Appleは、世界最大のキャリアである中国のChina Mobileや日本最大のキャリアNTTドコモとは契約できないでいるが、ライバルであるサムスンは世界のほぼすべてである800のキャリアと契約を結んでいるとしています。
このレポートによると、すでにAppleは、iPhoneを販売するための条件に同意するキャリアを"使い果たした"としています。
Appleはキャリアに対して、iPhoneを取り扱うために販売ノルマが課せられていて、そのルールは、高価なデータプランを使用するユーザーを多数抱えていないキャリアにとっては法外なものとなっているとしています。
その中で噂になっているAppleが発売するとされる廉価版「iPhone」が、既存の条件を一部緩和することができるのではないかとし、現在手に届いていないユーザーに対する「iPhone」になるのではないかと推測しています。
Appleとキャリアの関係については、ドコモがいまだに扱っていないことから、かなり厳しい条件をキャリアに課していることが噂されていますが、いよいよその大きなキャリアもChina Mobileとドコモだけとなり、このレポートでいうところの条件を飲むキャリアを"使い果たした"というのは確かにその通りかもしれませんね。
その中で発表が噂される廉価版「iPhone」がこういったキャリアとAppleとの関係を変えてしまう新たな武器ということになるのでしょうか。
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Appleのキャリアに対する要求が28億ものユーザーがiPhoneを手に入れられない要因!?
AppleInsiderは、Bloombergが報じたAppleの潜在的な市場についてのレポートによると、Appleのキャリアに対する要求が28億ものユーザーがiPhoneを手に入れられないと伝えています。