関係者によるとこの公募に対する応募額は500億ドルにのぼったそうです。
当局への届出書によると、公募した社債は6種類。4種類が固定利付債で期間が3、5、10、30年となっていて、残る2種類が変動利付債で期間が3年と5年となっているそうです。
Appleの広報担当者は、社債発行のタイミングや詳細についてのコメントはせず、2015年末までに株主に対し1000億ドルを返還し、その資金の一部として社債を発行するとだけ話したとしています。
Appleは豊富な手元資金を持っているが、大半はアメリカ外で保有していて、さらに、起債による資金調達は海外からの資金還流にかかる税金を節約できるとのことです。
170億ドル(約1兆6570億円)という巨額の資金調達となったわけですが、この社債の応募額が500億ドルと、やはり相当人気の社債となったようですね。Appleと投資家にとって双方にメリットある社債発行となったのではないでしょうか。
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Apple
Appleの社債発行は過去最大の170億ドル規模に
WALL STREET JOURNALは、事情に詳しい投資家によると、Appleは、170億ドル(約1兆6570億円)に上る社債を発行したと伝えていて、これは、投資適格級の米国社債としては過去最大になるそうです。