Apple、「Apple ID」に2段階認証オプションをアメリカなどから追加

この2段階認証は、通常のパスワードに加えて使用することのできる4桁のパスコードを、SMSでユーザーの携帯端末に送信するシステムとなっていて、その携帯端末にアクセスできる人物でない限り、アカウントに攻撃を加えられないようにすることができるとしています。

Appleの広報担当者はこの2段階認証について以下のように述べているそうです。

Appleは顧客のプライバシーを非常に重要視しており、2段階認証は、当社のユーザーのデータが保護されることを保証するさらに堅牢なプロセスである。われわれは現在、ユーザーに対し、この追加のセキュリティ階層を活用する選択肢を提供している

なお、この機能はアメリカ・イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランドでのみ利用可能で、日本での提供はまだ始まっていません。

「Apple ID」はiOSデバイスを使う時に最も重要なIDなので、これについてさらにセキュリティを強化するというのは非常に大切なことですね。

まだ一部の国のみの対応のようですが、日本でも早く提供されて欲しいところです。