
「ダブルLTE」では、混雑状況に応じて自動的に最適なネットワークを選択するため、より安定した快適なLTEの通信サービスを提供できるとしていて、基地局は来年3月までにソフトバンクとイーモバイル合わせて3.8万局になるとしています。

孫社長はこの「ダブルLTE」の効果を高速道路にたとえ、混雑時に2車線あれば「パケ詰まり」が起こりにくく、パケットが流れやすくなることをアピールしていました。

また、バックボーンについても世界で初めてフルIPバックボーンを実現したとしていて、東京と大阪のバックボーンを大容量化とフルメッシュ化を行い、お互いを10テラの回線でつなぎ、東京が倒れても大阪で、大阪が倒れても東京がトラフィックをさばけるようにバックボーンの強化をしているとしています。

この結果、ソフトバンクは660日以上重大通信障害が起きていないとしています。
質疑応答で孫社長は、「ダブルLTE」の展開予定として、まずは都市部の混雑している部分で、今年の12月には大半の部分で「ダブルLTE」化すると答えいて、池袋周辺ですでに使えるところがあるとしています。
また、「ダブルLTE」を利用するに当たり、OSのアップデートは必要なく、バッテリーの持ちについても問題ないとしています。
関連記事
・ソフトバンク、2013年3月21日に「モバイルネットワークに関する説明会」を開催