このインタビューの中でスカリー氏は、「Newton」のオブジェクト指向プログラミングを扱うには、新しい、低電力なプロセッサを制作する必要があるとして、共同設立会社ARMホールディングスをAppleが47%を所有し設立。このARMは、「Newton」のキーテクノロジーだっただけでなく、「iPhone」と「iPad」など、現在あるモバイル機器の重要な技術になったと語っています。
先日から数回にわたりジョン・スカリー氏のインタビューの内容をお伝えしてきましたが、「Newton」は、商業的には成功しませんでしたが、スカリー時代の中でも非常に人気のある製品ですね。
ARMアーキテクチャは、確かにこのあとのモバイル機器には欠かせない技術となり、モバイルメーカーのかなりの数が採用することになります。スカリー氏は、Apple時代について負のイメージがつきまといますが、こういった技術を生み出しているということを強調しておきたかったのでしょうね。