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Appleとサムスンの特許裁判、知財高裁がダウンロードに関する件ではAppleの主張を認める

CNET Japanによると、知的財産高等裁判所は、アプリケーションのダウンロードに関する特許をめぐってサムスンがAppleの「iPhone」や「iPad」の販売差し止めを求めていた件で、サムスンの申し立てを棄却したと伝えています。

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差し止め要求の対象は、「iPhone 4」「iPhone 4S」だったとしていて、主張していた特許は、App Storeの画面構成と遷移をめぐるもので、サムスンが持つ特許の技術的範囲に属すものは認められないと判断されたそうです。

この特許をめぐっては、2012年9月14日に東京地方裁判所がサムスンの申し立てを棄却していて、知的財産高等裁判所はそれを支持した形になったとしています。

日本でも何件かAppleとサムスンの特許訴訟の判決が出ていますが、この特許については、2回ともAppleの主張が認められる形になったようですね。

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