日本の出版社、作家の方々による幅広い作品の数々を揃え、iBookstoreを日本で開始できることは大きな喜びです。引き込まれるような、インタラクティブな読書体験とiPad上での美しさを必ず気に入っていただけると確信しています。さらに、角川グループホールディングスの角川歴彦会長は、「この度、iBookstoreに私たちの本を提供できることを大変嬉しく思います」と述べ、「何よりも、iBookstoreを通じて読者の皆さまにiOSの端末だけで楽しめる、より幅広い読書体験をしていただけるのは素晴らしいことだと思っております」と語っているそうです。
iBookstoreのラインナップには、有川浩の「空飛ぶ広報室」、谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」、冲方丁の「天地明察」を始めとするベストセラー小説、尾田栄一郎の「ONE PIECE」、ヤマザキマリの「テルマエ・ロマエ」、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」を始めとする著名な漫画作品があるとしています。
なお、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」のカラー版PART 4はiBookstore限定での配信とのことです。
ちなみに、iOSアプリ「 iBooks」は1億3,000万回のダウンロード記録し、iBookstoreは、世界51カ国で提供されているとのことです。
Appleが日本での電子書籍の販売を開始したので、日本での電子書籍の普及がよりいっそう加速していきそうですが、今後はやはりKindleとの争いということが激しくなっていきそうですね。
iBooks
掲載時の価格:無料
販売元: Apple - iTunes K.K.
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