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一部を「iPhone」のカメラアプリで撮影したドキュメンタリー映画がアカデミー賞にノミネート

apptoiさんによると、今週末に開催されるアカデミー賞にノミネートされたドキュメンタリー映画「Searching for Sugar Man」は、途中で資金が無くなり「iPhone」のカメラアプリで撮影を完了させたと伝えています。

 
この映画のディレクター、Malik Bendjelloul氏はインタビューで以下のように語っているそうです。
Super 8カメラで撮影を開始したのだが、それはとても高価なもので、完全に資金が底をついてしまった。残っていたのはほんの少しのシーンだったのだが、それは必要なものだった。ある日、自分のiPhoneに1ドルのアプリがあることに気がついてそれを試してみたら、基本的には本物(Super 8)とほとんど同じだった。
Bendjelloul氏が使ったアプリは「8ミリカメラ」というアプリだったそうですが、非常に面白いエピソードですね。

企画物としてiPhoneだけで映画を撮影するといった試みは多く行われていますが、本物の映画のカメラの代用品としてiPhoneを使って撮影され、さらにアカデミー賞にノミネートというのは驚きですね。

もちろん内容が評価されたものだとは思いますが、問題なく見れるクオリティを保てるというのは面白いですね。

8ミリカメラ 
掲載時の価格:¥170
販売元: Nexvio Inc. - NEXVIO INC.