この問題は、米連邦検察当局は2012年4月に起こした独禁法違反訴訟で、今まで同時に訴えられていたHachette Book Group、HarperCollins Publishers、Simon & Schuster、Penguin Groupの4社は和解に合意していました。
残されたAppleとMacmillanは、このまま法廷闘争で決着する公算が高かったのですが、今回Macmillanが和解に合意したことにより、Appleのみが争うことになるようです。
なお、米司法省は、引き続きAppleと法廷で争っていくと述べ、Macmillanの和解についてAppleはコメントを出していないそうです。
Appleもこの問題については、和解交渉をしていると一時報じられていましたが、最終的にこの裁判で争うのはAppleのみとなってしまったようです。こうなるとAppleの和解の方向に向かっていくかもしれませんね。
そういえば、日本でiBookstoreが1月にも展開という話がありましたが、すでに2月に…。早く始まって欲しいですね。
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アメリカの電子書籍の独占禁止法違反訴訟、和解に応じていないのはAppleのみに
CNET Japanによると、米司法省は、電子書籍の価格設定に関する独占禁止法違反訴訟でMacmillanと和解に達したと伝えていて、これにより、同訴訟で和解に応じていないのはAppleだけとなったとしています。