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Macユーザーを狙ったマルウェアが新たに発見される

ITmediaニュースによると、ロシアのセキュリティ企業Doctor Webは、ユーザーをだましてトロイの木馬をインストールさせようとするマルウェアに、Macを狙った亜種が見つかったと伝えているとしています。

SMSSend 3666 1
Photo by Doctor Web
 
今回見つかったマルウェアは「SMSSend」のMac版の亜種「SMSSend.3666」で、Windows版が大量に出回っているが、Mac版が見つかったのは初めてだそうです。

このマルウェアは、正規のソフトウェアのインストーラを装って、インストールの過程で携帯電話番号を入力させ、SMSを使って有料サブスクリプション契約の申し込みをさせる手口となっていて、ユーザーの携帯電話アカウントには定期的に料金が加算される仕組みとなっているようです。

今回、ロシアの人気SNSで音楽を聴くためのアプリ「VKMusic 4 for Mac OS X」のインストーラーから見つかったそうで、インストールの過程で携帯電話の番号を入力させたり、SMSの送信を要求してくるプログラムは注意が必要だとしています。

段々とMacを標的にしたマルウェアなどが増加している傾向のようです。セキュリティ対策というのは今後Macでも非常に重要になっていきますね。