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「iPad(第3世代)」に採用されていたシャープのIGZOパネルは、解像度をわざと落としていた

日本経済新聞によると、シャープの主力製品であるIGZOパネルは、「iPad(第3世代)」に採用されていた時には、サムスンなどが作るアモルファス液晶と消費者が区別がつかないようにわざと解像度を落としていたと伝えています。

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この理由については、Appleは、重要な部品を複数の企業から調達することにしていて、1社に事故があっても供給が止まらないし、価格を競わせることもできるので、今のところIGZOパネルを商用生産できる唯一のメーカーであるシャープに大量発注しにくいとしています。

せっかくのシャープが先行する素晴らしい技術もこういった背景があると、なかなか難しいですね・・・。シャープにもまた柔軟性が求められているのかもしれません。