サムスンが求めていたAppleとHTCの和解条件の開示要求が認められる

サムスンはAppleの訴訟で対象となっている特許と何らかの重複があるかもしれないとし、それを確認するためにAppleとHTCの間で結ばれた特許ライセンス契約の写しを提出するよう求めていたとしています。

この件についてAppleとHTCは、和解内容をサムスン側の弁護士に開示する用意があるとしていたが、特許使用料を含む多数の詳細を編集したうえで弁護士のみに公開するという条件をつけていたそうです。

Singh Grewal判事は、弁護士に対してのみ開示される文書をAppleとHTCが大幅に編集することは許されないとする判断を下したそうです。

サムスンの弁護士のみに開示されるということなので、ライセンス契約の内容が表に出てくる可能性は低いかもしれませんが、今回の和解内容がサムスンとの特許訴訟にどう影響していくのかが注目です。