Apple

Appleの好調の理由は「プロダクト」

投稿時間2011.12.11
asahi.comにフィル・シラー氏のインタビューが掲載されていました。

その中で、フィル・シラー氏は、Appleの好調の理由をシンプルな言葉で表すなら「プロダクト」の一言だと述べています。
いままで以上にすばらしい商品を提供することができて、それぞれのカテゴリーで横断的にすばらしい商品が用意できました。iPodからiPad、iPhone、マックに至るまでです。それぞれのカテゴリーで最も良い製品を提供し、それぞれがシームレスに連携することこそが、大きなポイントかと思います。

そして、「iCloud」位置づけについてフィル・シラー氏は、あくまでもシンプルに、それぞれの商品をベストにするにはどうするかを考えた時に「iCloud」というサービスが必要になったと答えています。

さらに、「iPhone」「iPad」などとの連携をアピールするために、「iPhone 4S」の最初のCMを「iCloud」をテーマにしたとしています。

他にも、Appleの独自性について、フィル・シラー氏は以下のように述べています。
アップルの独自性としては、商品に「責任を持つ」ことだと思います。デザインもそうですし、使い勝手についても、性能についても、そしてある意味コンテンツについてもそうです。「お客様がその製品で一番いい経験ができること」について責任を持とうと、常に考えているのです。

また、フィル・シラー氏は、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったあとでも、この10年間に新しい製品を生み出し続けていた人々の多くが残っていて、その熱意や心意気、愛情であったりといったものを持つ人々はがいるので、今後もアップルは革新を提供する企業でありつづけられると自信を示しています。


非常に興味深いインタビューです。やはりAppleの製品に対する考えは最も良い製品を提供し、そのすべてに「責任を持つ」という事に尽きるのではないでしょうか。その信念は揺るぎないですね。スティーブ・ジョブズ氏亡き後でも、その考えはしっかりと継承されているようです。

このインタビューでは、他にもMacBook Airのこと、日本でソフトバンクとKDDIの2社体制になった「iPhone 4S」についてなどについて答えています。興味のある方は是非どうぞ。


引用元
asahi.com