今回提供が開始される「nanoUIMカード」は、一般的にnanoSIMカードと呼ばれ、SIMロックが解除された(SIMロックフリー)端末に装着し、ドコモのネットワークに接続できるSIMカードで、2012年10月末時点では「iPhone 5」のみがこのnanoSIMカードを採用しています。
契約は、nanoSIMカードでもXiを含めドコモのネットワークに対応した料金プランを契約できるが、「iPhone 5」ではXi通信は出来ないとしています。ドコモの回線を新規に契約する場合、SIMカードの発行手数料は無料。新規契約時には契約事務手数料は3150円が必要とのことです。
なお、ソフトバンクとKDDIは「iPhone 5」のどちらもSIMロックの解除には対応しない方針で、ドコモとしては海外で販売されているSIMロックフリーの「iPhone 5」での利用を想定しているとしています。
また、端末側の仕様によりFOMA(W-CDMA)の2GHz帯のみが利用でき、Xi(LTE)およびFOMAの800MHz帯と1.7GHz帯は利用できないそうです。
今までの「iPhone」シリーズの場合はSIMロックフリーの「iPhone」でドコモのネットワークを使う人が多くいましたが、今回の「iPhone 5」からはLTEが対応となったため少し状況が変わってきている感じがしますね。
それでも比較的早くにドコモがnanoSIMカードを提供するということは、一定の需要があると予想されるということでしょうか。
・ドコモnanoUIMカードの提供について
Apple