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Scott Forstall氏の退社の理由は、マップ問題で謝罪文に署名を断ったことが原因!?

THE WALL STREET JOURNALは、この件に詳しい人物によると、Appleがマップの問題で謝罪文を掲載する際にScott Forstall氏に署名を求めたが、それを断ったため退職を求められたと伝えています。

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「iOS 6」のマップ問題の際の危機管理の対応として、Scott Forstall氏は数年前の「iPhone 4」のアンテナ問題の時のように謝罪をせずに対応できると主張したが、Tim Cook CEOらがそれに反対し、最終的にはTim Cook氏が謝罪文に署名することになったとしています。

また、同時に退職が発表されたJohn Browett氏については、一部従業員の労働時間を削減するなど、新しい労働規定の導入による不満が要因の一つで、アリゾナ州で行われる予定だったApple Storeリーダーチームのイベントがキャンセルされたことで、内部では退職するのではないかとする噂があったそうです。

Scott Forstall氏はJobs氏に非常に近い関係とされていましたが、ひょっとしたらJobs氏の死後から少しずつAppleに置ける立場というものが変わっていたのかもしれませんね。

そして今回のマップ問題に関するやり取りで一気にScott Forstall氏を外す方向に動いていたのかもしれませんね。Appleの内部は非常に政治的という話はよく聞きますので、それが全てではないにせよ、こういったことが要因になっている可能性は十分あると思われます。