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「iPhone 5」のカメラで紫色のフレアが出る問題は「正常な振る舞い」

TechCrunch Japanによると、「iPhone 5」のカメラで、フレームの端付近に光源があると紫色のフレアがかかる問題について、Gizmodoの読者のMatt Van Gastel氏が、サポート経由でAppleのエンジニアからの回答を受取ったとしていて、そこには事実上、この挙動は問題になるものではないと書かれていたと伝えています。

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Appleのエンジニアからの回答は以下のとおりだそうです。
弊社は、撮影の際カメラを明るい光源に向けないことを推奨する。提供された画像に見られる紫色のフレアはiPhone 5のカメラにとって正常な振る舞いであると考えられる

これについて、TechCrunchの読者でフォトグラファーのAdam Panzica氏は、以下のようにコメントを寄せているとしています。
他にも多くの人が指摘しているように、この種の現象はあらゆる種類のカメラで頻繁に起こる。私のCanon 7Dでもライティングに関わるこの問題に対応するためのファームウェアアップデートがあったことを覚えている。これは、写角外の光源から来た特定の波長の光がレンズ内で反射・屈折した結果だ。大きなレンズではレンズフレアに見えるかもしれないが、この薄さのレンズではおそらくいつもパープルヘイズ[紫色の霞]に見えるだろう。要するに物理法則には勝てないということだ。ハイエンドのデジタル一眼には、携帯カメラよりはるかに高度な画像プロセッサーがこの種の問題を除去するためだけに入っている。しかし、それでも時々現れることがある。特に新しいレンズでは。

この問題については多くのユーザーが指摘していたようですが、Appleとしては問題ないといことのようですね。さらにAdam Panzica氏の指摘どおりだとすると、こういった現象は十分ありえることのようです。

このことから、今のところこの問題でAppleがこれ以上のアクションを起こすことはなさそうですね。

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