調査対象はドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル3社の利用者の400人ずつ、合計1200人(男女同数)だとしてい、いずれも携帯電話とスマホの利用者を半々に設定して調査したそうです。
その中で「iPhone 5に興味があり、購入を考えるか?」との問いに関して、ドコモのユーザーは「すでに購入・予約した」「近く購入するつもり」が3.3%、購入を考えているが、しばらく様子をみたい」も11.0%となっていて、これらを合わせた購入検討層は14.3%に上るとしています。
さらに、「興味はあるが、購入は未定」を加えた購入関心層は30.6%となっていて、3割を超えたとしています。
日経産業地域研究所は「iPhone 4S」発売の時にも同様の調査を実施していて、この時ものドコモの購入検討層は13.0%、購入関心層は29.5%で、ほぼ同様の結果だったとしています。
なお、ソフトバンクユーザーの購入検討層は34.1%、KDDIでは19.1%。購入関心層はソフトバンクが57.1%、KDDIが44.4%となっているとしています。
「iPhone 4S」の発売の時の調査とほぼ同様の結果ということなので、すぐにドコモから大量流失するという感じではなさそうですが、確実に流失が続くというのは間違いなさそうですね。
いまだドコモはこの流れを止める効果的な手段がない状態で、今回の「iPhone 5」の発売により、さらに多くのユーザーがKDDIとソフトバンクに転出してしまうことになりそうです。
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