Appleが歴史上最も価値のある企業だという報道は見当外れである。同社の時価総額6,220億ドルは名目値であり、“上辺だけの数字”、すなわち真実ではないのだ。1999年時の米国Microsoftの時価総額をインフレ調整しなかった場合にのみ、Appleの記録が史上最高となる。残念だが、インフレをはじめとする古くからある要素を勘定に入れて計算しなければ、これらの数字に意味はない。リンゴとオレンジを比較するのとは勝手が違うMicosoftの時価総額は1992年12月に6206億ドルに達していて、これに1999年の1ドルは2012年の1.38ドルに相当すると考えてインフレ調整を行うと、8,534億ドルに膨らむとしています。これはAppleの時価総額より2,000億ドル以上も多いとしています。
確かに当時とはドルの価値が変わっているので必ずしも表面上の価格だけでは判断できないということですね。ただ、そうなると時代背景も変わってくるので、なんとも比較が難しくなってしまいますけどね・・・。
関連記事
・Appleの株価が一時660.73ドルをつけて最高値を更新、さらに時価総額も史上最大に