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フィル・シラー氏、iPhoneとiPadの広告費を明らかに

9to5Macは、AllThingsDのレポートによると、Appleとサムスンの特許裁判の証人として出廷したフィル・シラー氏が、2009年と2010年のAppleのマーケティング予算を明らかにしたと伝えています。

Philip schiller
 
フィル・シラー氏は、2008年にアメリカだけでiPhoneの広告に9750万ドル(約76億円)を費やしたと語り、その数字は2009年には1.496億ドルに(約117億円)、さらに2010年には1.733億ドル(約136億円)に達したとしています。さらに、iPadには2010年に1.733億ドル(約136億円)を費やしたこと明らかにしているそうです。

また、Forbsによると、Appleは2011年に広告全体に前年同期比35%増の9.33億ドル(約733億ドル)を費やしたと報告していていて、Appleの総売上の1%未満だったとしています。なお、2010年には6.91億ドル(約543億ドル)、2009年に5.01億ドルだったそうです。

iPhoneにかける広告の予算は年々アップしていますが、売り上げに対しては非常に少ない予算だと言えるのではないでしょうか。全体の広告費を見ても総売上の1%未満というのは多くはないと思いますし、かなり効率的な広告展開が出来ているようですね。

なお、この裁判にはフィル・シラー氏のほかにもスコット・フォーストール氏も証言台に立つ予定です。