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中国企業が「Siri」での特許侵害を主張しAppleを提訴

CNET Japanによると、上海を拠点とする音声アプリケーションの開発企業Zhizhen Network Technologyが、「Xiaoi Bot」と呼ぶ「インスタントメッセージングチャットボットシステムの一種」に関して同社が保有する特許1件が侵害されたとしてAppleを提訴したと伝えています。

Siri
Zhizhen Network Technologyは、2004年に8月に特許を申請して、2006年取得したそうで、症状の写しを入手したMarbridge Dailyによると、Zhizhenは2012年5月にこの問題をAppleと示談で解決しようと試みたとしています。

ただ、Appleはこれに回答せず、これを受けてZhizhenは現地時間6月21日に上海の裁判所に提訴したそうです。

Marbridge Dailyによると、Zhizhenは現在のところ損害賠償を求めていないが、仮に同社が勝訴した場合、賠償額はProviewとの和解金6000万ドルを超える可能性があるとしています。

Appleは中国で商標権問題で立て続けに訴訟を起こされていますが、今回は特許訴訟ということで、少し今までと状況が変わってくるかもしれないですね。ただ、やはり中国市場では訴訟リスクというのはつきまといますね。