「Apple Gift Card」が日本にも登場
これまでもAppleはギフトカードを販売していましたが、オンラインコンテンツの購入に限られていた「App Store&iTunesギフトカード」と、製品購入に使える「Apple Storeギフトカード」の2種類が存在していました。
今回これが統合されることにより、Appleのすべてを、一種類のApple Gift Cardで購入できるようになります。なお、このカードは既に、アメリカ、カナダ、オーストラリアで販売されており、本日、日本での発売が解禁となった形です。
こちらが実際のカードです。
今回販売されるデザインは5種類で、全世界共通です。
カードのロゴ部分はステッカーになっています。MacBook Pro 14-inchのAppleロゴと比べても、かなり大きめのステッカーです。
なお、このステッカーは物理カードのみ。早くゲットしたい方は、直営店かコンビニで購入しましょう。ギフトカードをEメールで送る、などを選択しても郵送されませんのでご注意ください。
コンビニで購入する場合は、陳列棚に並べるため、上部にホールが開いたフック用の領域がつくそうですが、その部分は取り外せるため、急なギフト購入での心配もありません。
裏面には、製品、アクセサリ、App、ゲーム、音楽、映画、iCloudなどの購入に使えるカードである旨が記載されています。
また、カードの開封方法は、iPhone 13シリーズなどと同じ形式になっています。
カードを抜いたところです。ギフトカードの背面にあるシリアルコードが、袋の外から読み取れないよう、内部に加工が施されています。
Apple Gift Cardの販売場所
コンビニ、量販店でのみ販売される固定式と、希望金額を一円単位で指定出来るバリアブルタイプに分かれています。
販売場所別の仕様は下記の通りです。
オンラインのApple Store
金額固定タイプ3種類
3,000円、5,000円、10,000円
バリアブルタイプ
1,000円〜500,000円
直営店のApple Store
バリアブルタイプのみ
1,000円〜500,000円
コンビニエンスストア
金額固定タイプ4種類
1,500円 3,000円 5,000円 10,000円
バリアブルタイプ
1,000円~100,000円
最大でMacBook Proを買えるだけの金額が入金できるようになりました。なお、これまでのApp Store & iTunesギフトカードとApple Storeギフトカードを所有してる場合は、引き続き利用可能です。
Apple Gift Cardとして統合されることにより、コンビニ各社のセールがされなくなると予想される一方、コンビニなどで購入した際は、各社ポイント還元が付く可能性があります。もちろん何も発表されていませんので、されない可能性もありますが、期待したいところです。
Apple Gift Cardの使い方
受け取った際の使用方法についても気になるところですが、例えば10,000円のギフトカードを受け取り、5,000円だけ使った場合は、Apple IDに残額を追加できます。
1,000円のギフトカードを使って、オンラインのApple Storeで 10,000円のお買い物をしたい場合、不足分はクレジットカードなどの支払い手段で購入が可能です。
なお、ハードウェアを購入しようとして、間違えてApple IDにチャージしてしまった場合は、Apple Online Storeのみで使用できるようになります。
間違えてチャージしてしまった場合、直営店のApple Storeでは使えませんが、Apple Online Storeで購入したのち、Apple Store(直営店)を受け取りに指定して、店舗でピックアップすることは可能です。
色々柔軟に使えるApple Gift Card。
これからの季節、ギフトにもぴったりのApple Gift Card。
ちなみに、今後季節限定のデザインなども登場する予定とのこと。ますますコレクション魂に火がつきそうですね。
※一部購入できる金額・種類が間違っていました。お詫びして訂正いたします。
弓月ひろみ