iPhone 7で初めて搭載されたチップ
Tirias Researchのアナリスト、ケビン・クリーウェル氏によると、「製造コストが増えるため、FPGAを内蔵した携帯電話は少ない」と述べ、将来リリースするサービスに用いるためにFPGAを搭載したのではないかと推測しているそうで、「iPhone」に搭載されたのは初めてとのこと。
今のところこのFPGAがどのような機能を担うのか、すでに利用されれているのかも不明とのことですが、多くのデータセンターが機械学習などの処理に使われる事が多いので、健康モニタリング機能用の機械学習アルゴリズムや、VRやAR機能の画像処理に使われる可能性があるとしています。
image via iFixit
iFixitが公開している「iPhone 7」バラシレポートでも確かにLattice Semiconductor社製の「ICE5LP4K」というチップがあるのが確認できます。(緑色で囲まれた部分)
全く意味のないものをわざわざ搭載することはないと思うので、すでに何かの機能として使われている可能性がありますが、将来的なアップデートで何か機能を追加するとなったら面白そうですね。