当初個人的には「iPhone 4」の時より減りは早いもののあまり気にしていなかったのですが、検証を重ねていくうちにいろいろ気になってきました。
そこで何回かブログで検証してきました。
・[検証] 「iOS 5.0.1」でバッテリー問題は解決されたのか
・[検証] 「iOS 5.0.1」でバッテリー問題は解決されたのか 2日目
・[検証] 「iOS 5.0.1」でバッテリー問題は解決されたのか 約1週間
・「iOS 5.1」でバッテリー問題は解決されたのかを検証
・「iPhone 4S」バッテリー問題の原因の1つが、「iTunes Wi-Fi同期」かもしれない
今回の検証は、「iOS 5」から搭載された新機能「iTunes Wi-Fi同期」が、私の「iPhone 4S」と相性が悪いのか、バッテリーの消耗の原因になっているのではないか?という個人的な仮説に基づいています。
前回は、「iTunes Wi-Fi同期」をオフにしたところバッテリーの減りが劇的に改善されたので、今回はそのままの環境でどうなるかを検証してみようと思います。
今までの検証どおり、1日毎に起動時間、使用時間、バッテリー残量を計測していました。
1日目
・起動時間:17時間03分 使用時間:03時間50分 バッテリー残量 61%
2日目
・起動時間:16時間02分 使用時間:03時間06分 バッテリー残量 67%
3日目
・起動時間:18時間54分 使用時間:05時間59分 バッテリー残量 27%
4日目
・起動時間:17時間52分 使用時間:03時間40分 バッテリー残量 66%
5日目
・起動時間:17時間27分 使用時間:03時間44分 バッテリー残量 66%
6日目
・起動時間:17時間38分 使用時間:03時間24分 バッテリー残量 68%
7日目
・起動時間:18時間33分 使用時間:06時間04分 バッテリー残量 54%
8日目
・起動時間:16時間49分 使用時間:05時間53分 バッテリー残量 63%
この検証期間中は一度も20%を切る事なく、3日目以外は50%も切る事はありませんでした。もちろん使用状況により大きく変動するとは思うんですが、「iTunes Wi-Fi同期」をオフにしてから待機時間のバッテリ消費がかなり減っている印象です。
特に「iOS 5.1」がリリースされた後の検証と比べてもらえると分かりやすいですが、明らかにバッテリーの持ちが改善しています。そして変更した箇所は「iTunes Wi-Fi同期」のオフだけです。なお、前回の検証時と「iPhone 4S」の使用頻度などはほぼ変わっていません。
もちろんこれがすべての人の「iPhone 4S」で該当する問題かどうかは不明ですが、少なくても私の「iPhone 4S」は劇的に改善したといっていいともいます。
前回も書きましたが、もしバッテリ寿命で悩んでる人がいたら一度試してみるといいかもしれません。これが原因の1つの可能性はあると思います。