基本的にユーザーが手持ちの楽曲をPCで再生していも著作権者には直接収入を得る事は出来ないが、「iTunes Match」サービスを使って手持ちの楽曲を再生した場合、そこに著作権使用料が発生するそうです。
ユーザーがクラウド上に登録した楽曲を再ダウンロードまたはストリーミング再生した場合、使用料がそのつど著作権保持者へのロイヤルティとして支払われる(ユーザーの支払いがそのつど発生するわけではない)。
過去にiTunes Storeからダウンロード購入された楽曲だけでなく、iTunes Storeを通していない楽曲を含め、すべての楽曲に対し同様の支払いが発生することになる。つまり、いままで売り切り型で2次収入を得る手段がなかった楽曲が、ある意味で未来永劫まで収入を生み出す源泉となるわけだ。このことからJeff Price氏は、「Magic Money」という言葉を使っているそうです。
これは、著作権者側にとってはかなりメリットのある事なのではないでしょうか、記事にもありますが、今回入金された1万ドルが高いか安いかはわかりませんが、楽曲が再生されるたびに収入が得られる訳ですからね。これはなかなか興味深いです。