Appleは、2009年にメキシコで「iPhone」の商標登録を試みたが、「iFone」という企業が自社名を登録していたことを理由に、メキシコで商標登録を管轄するIMPI(メキシコ産業財産庁)より登録を拒否されていたそうです。
「iFone」は2009年にAppleを提訴、Appleは敗訴した後に、「iFone」が商標を利用していないことなどを理由に控訴していたが、その主張は認められなかったようです。
ブラジルでもAppleは「iPhone」の商標登録が認められず、その後その会社と和解したようですが、メキシコでも今後は「iFone」と交渉をして行くことになりそうですね。
なお、今回の判決で「iFone」はAppleなどに損売賠償請求を行うことができるそうです。
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Apple、メキシコでも「iPhone」の商標登録を獲得できず
マイナビニュースによると、メキシコの最高裁判所は、「iPhone」の商標登録について、Appleの訴えを退け、当初から「iFone」を所有するメキシコの技術企業に商標権が帰属するとの判断を下したと伝えています。