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iPhoneのカメラアプリにあるHDR機能を使って写真を撮ろう

投稿時間2013.03.04
Hdrsyashin 01

今回のテーマは、「iPhoneのカメラアプリにあるHDR機能を使って写真を撮ろう」です。

さて、みなさん「HDR」はご存知ですか?「iOS 4.1」から搭載されたカメラアプリの機能の一つで、搭載当初はとても話題になりました。もちろん現在の「iOS 8」でも利用できます。

しかし、ここ最近iPhoneを手にした方々は意外と知らないんですよね~。それはもったい無い!本当に簡単に美しい写真が撮れるので是非覚えましょう。

HDRとはハイダイナミックレンジ

そもそも「HDR」とはなんでしょう?「HDR」とは「ハイダイナミックレンジ」の略称で、ダイナミックレンジをデジタル処理で補正する機能。

簡単に説明すると、明るい写真と、暗い写真を連続で撮影し、露出の違う写真を合成することによって、肉眼で見たイメージに近い、色鮮やかな写真を撮ることが出来るのです。

百聞は一見にしかず!まずは以下の写真を見てみてください。

HDR 02

こちらは普通に撮った写真です。

HDR 03

こちらがHDR機能を使って撮ったの写真。どうですか?全然違うでしょ?綺麗でしょ!?通常の写真は空が完全に白くなっちゃってますよね。

HDRモードの設定方法

Hdrsyashin 02

それではHDRモードで写真を撮る設定を紹介します。といっても非常に簡単。カメラアプリを起動したら画面上部にすでに「HDR 自動」とありますね。基本的にはiPhoneのカメラが自動的に判断してHDRモードで撮るか、通常で撮影するかを判断してくらます。

Hdrsyashin 03

でも自分でそこは判断したいという人は、「HDR 自動」の部分をタップすると、「自動・オン・オフ」と設定が選べるようになっています。

HDRと同時に撮影された通常の写真も残せる

先ほども書いたように、HDRモードで写真を撮影すると、2枚以上の写真を実は内部で撮影しているわけです。そこで設定することで「HDRの写真」とは別に、「通常の写真」を同時に保存することもできます。

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やり方は、設定アプリから「→ 写真とカメラ → 通常の写真を残す」をオンにするだけです。

「HDR」は、動いている被写体を撮影するのはちょっと苦手で結構ブレてしまうんです。大切な思い出がブレブレの写真ではガッカリですよね。「通常の写真を残す」をオンにしておけば、保険として通常の写真も残しておくことができますよ。