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「OS X Mountain Lion」の新機能「Power Nap」をチェック

投稿時間2012.07.29
Appleが7月25日にリリースした「OS X Mountain Lion」の新機能「Power Nap」をチェックしたいと思います。

Power nap
 
「Power Nap」とは、Macがスリープ状態になっている時でも、メール、連絡先、カレンダー、などを定期的にアップデートする機能で、さらに電源に接続されている状態の時には、ソフトウェアアップデートもダウンロード、Time Machineのバックアップもしてくれます。

ただ、この機能は利用できる機種が限られています。対応機種は「OS X Mountain Lion」を搭載した、「MacBook Air(Mid 2011 and 2012)」「MacBook Pro(Retina, Mid 2012)」です。

上記の機種も「Power Nap」を有効にするにはSMCアップデートが必要になります。ダウンロードは以下から。
MacBook Air(Mid 2011) SMC アップデート v1.5
MacBook Air(Mid 2012) SMC アップデート v1.6
MacBook Pro(Retina, Mid 2012) SMC アップデート v1.0

「Power Nap」に対応しているアプリは以下の通り。
メール・連絡先・カレンダー・リマインダー・メモ・フォトストリーム・「Macを探す」・Documents in the Cloud
上記ののアプリは1時間ごとにアップデートされます。他にもTime Machineのバックアップ(毎時)・Mac App Storeのアップデート(週1度)・ソフトウェアアップデート(毎日)がチェックされます。

SMCアップデートが済んでいることを前提に設定方法を見ていたいと思います。

Power nap1

「システム環境設定」から「省エネルギー」を選択します。

Power nap2

これは電源アダプタが接続されている状態での設定ですが、デフォルトで「Power Nap」機能がオンになっています。この機能を使う場合はそのままでOKです。

Power nap3 1

バッテリ駆動の時の設定は、デフォルトでは「Power Nap」機能がオフになっています。もちろんオンにすることは可能ですが、バッテリー残量が30%を切ると自動的にオフになります。

この機能は使っている時はファンなども回らずに無音状態で全く動作していることを感じさせません。それでもMacを再びスリープから起こせばいつでも最新状態になっているという画期的な機能です。

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