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「Traktor DJ for iPad」を使ったDJ講座 (2回目)

投稿時間2013.04.16
Traktor DJ for iPad」を使ったDJ講座、2回目の今回はイコライザー、フィルター、エフェクター、ブラウザーを説明していきます。ちなみに1回目はコチラから!

曲をミックスするうえで重要なのがイコライザー、そしてプレイの幅を広げてくるのがフィルター、エフェクターです。ブラウザーは熟知していれば選曲スピードがアップし、DJプレイに余裕ができます。

各役割を覚えれば、初心者の方でもDJプレイがより深く楽しめますよ!
Written by Kawatin(@Kawatin_jp)

Traktorfoipad

イコライザー

Tra 2 01
 
「EQ」ボタンをタップすると4つフェーダーがでてきます。通常のDJミキサーは大体ツマミなので、少し戸惑うかもしれませんが慣れましょう。

各フェーダーを下げれば各音域の音量を下げる事ができ、上げると音量が上がります。注意点として、低音のフェーダーは上げ過ぎると音が歪みますし、最悪スピーカー故障の原因になりますので、真ん中位に合わせましょう。

フィルター

Tra 2 02
 
「Filter」のタブをタップするとX-Yパッドが表示されます。中央の小さな丸の部分から、横軸・左へスライドすると低音だけになります。逆に横軸・右に指をスライドすると高音だけになります。

縦軸はレゾナンス、ざっくり説明すると、上に指をスライドすると音が強調され、下にスライドすると音がマイルドになります。散々説明を書きましたが、これはもー触っちゃった方が早い!もしくはあとで出てくる解説動画を見てください!

クラブミュージックでは特に要となるフィルターですが、アニソンにも相性良いと思います。低音モコモコ、高音シャキシャキ気持ち良い音がしますよ!

 

エフェクター

Tra 2 03
 
「FX」ボタンをタップするとエフェクターが表示されます。エフェクターは全8種類、各デッキに3つセットすることができます。

フィルター同様X-Yパッドで操作します。それでは各エフェクターのざっくり紹介をしていきますが、解説動画を見てもらえると音の変化も分かるので、動画視聴をお薦めします。
  • Delay:山びこの様な残響音を発生させます。(私は大好き!)
  • Reverb:残響音で空間を演出できます。カラオケ装置では「エコー」と呼ばれています。
  • Gater:音をリズミカルにカットします。
  • Flanger:音をうねらせます。ジェット機の様な音も作れます。
  • Beatmasher2:CD等で音が飛んだ様な効果を出します。上手く使うと凄いかっこ良いけど、難しい・・・
  • Difital LoFi:音をわざと歪ませたり、音質を下げたりします。荒々しい音を演出できます。
  • LP Filter:低音に特化したフィルター。
  • HP Filter:高音に特化したフィルター。

 

ブラウザー

Tra 2 04 b
 
まずブラウザーの表示方法は上記の3つです。ジャケットをタップするのが一番スマートでしょうかね。

Tra 2 06
 
閉じ方は上記の2つのやり方か、楽曲をデッキにロードすると自動でブラウザーは閉じます。

Tra 2 07
 
曲名ソートボタン等を使えば、曲の並び順を変更することができます。曲が膨大になってくると重要となってくる機能なので覚えましょう。

楽曲をロードするには「LOAD」を「A」もしくは「B」にスライドさせると、該当するデッキにロードされます。

以下の動画では、プレイリストの作り方等の説明もしているので是非見てみてください。

 
次回「Traktor DJ for iPad」を使ったDJ講座 (3回目)は、beatgridの付け方、そしていよいよイコライザーやフィルター等を駆使してDJミックスをしていきます!

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