Apple、将来的にジャパンディスプレイのフレキシブル液晶パネルをiPhoneに採用する可能性!?

2017.01.26

WSJは、Appleが将来的にジャパンディスプレイのフレキシブル液晶ディスプレイパネルをiPhoneに採用する可能性があると伝えています。

ジャパンディスプレイは曲げられる液晶パネルを発表

ジャパンディスプレイは、1月25日にTFT基板をプラスチックにすることで超薄型化構造を実現し、曲面形状を容易に形成することができる5.5型Full-HD液晶ディスプレイ「FULL ACTIVETM FLEX」を発表しています。

この液晶ディスプレイは2018年の量産開始を目指しているそうですが、これについて問題に精通している人物によると、Appleが2018年以降に発売されるiPhoneにこのパネルを使うことを検討し始めているとしています。

また、ジャパンディスプレイの関係者も名前を挙げなかったが「一部のスマホメーカーが今後数年間に曲げられる液晶パネルを採用することに合意をしている」とも述べているそうです。

なお、この「FULL ACTIVETM FLEX」についてジャパンディスプレイの有賀修二社長は、「有機ELディスプレイほど柔軟ではないが、Galaxy Edgeシリーズと同じディスプレイサイズのスマホを製造するために曲げることは十分可能だ」と述べているそうです。

今年発売のiPhoneには有機ELの曲面ディスプレイを採用するのではないかという噂もあったりしますが、有機ELではなくても液晶で曲面ディスプレイをつくれるとなると、コストの面で有利になる可能性はあるのかもしれません。