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シャープ、iPhoneなど向けの有機ELパネルの量産工場を河南省鄭州市に建設か!?

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日本経済新聞によると、シャープは中国で新設に向け調整を進めているスマートフォン向け有機ELパネルの量産工場について、河南省鄭州市に設ける検討に入ったと伝えています。

年内のiPhoneには有機ELパネルが搭載?

この記事で、Appleは年内にもiPhoneに有機ELパネルを搭載すを搭載する予定で、シャープの親会社であるFoxconnは、鄭州市にiPhoneの組み立て工場を持っており、パネルもつくれば輸送費などのコストを抑えられるとしています。

ただ、効率的に量産するのは技術的に難しく、シャープの戴正呉社長は量産工場について、試作ラインの生産がうまくいけば検討するという認識を示しているとのこと。

また、一般的にに有機ELパネルの大型工場の建設には数年かかるとされているとのことから、今年のiPhoneではなく、2018年もしくは2019年のiPhone向けということになるのかもしれません。

なお、シャープは試作ラインは国内の堺市などで行い、量産も国内を考えていたそうですが、補助金など地元政府の支援が期待できる中国に方針を転換したそうです。

今年の「iPhone」に有機ELディスプレイが搭載されるという情報は前から出てきていますが、少なくてもシャープ製のパネルは間に合わず、来年以降のための投資ということになりそうです。