Appleは、アメリカ政府が行うデジタル教科書移行計画のために準備を整えている!?

アメリカの教育長官Arne Duncan氏と連邦通信委員会のJulius Genachowski氏は、5年以内に、学生の手の中にデジタル教科書を配布する事に挑戦するとしていて、従来の教科書よりインタラクティブな学習方法を提供するだけでなく、お金が節約される事も期待できるとする、67ページにわたる政府リリースを出しているそうです。

また、K-12の教科書業界は年間80億ドルの市場で、教科書会社はデジタルプロジェクトに数年間取り組んできていたが、学校に対して完全なデジタル学習を行うために必要なハードウェアを持っていなかったとしています。

この計画は、Appleにとっては非常にタイミングのいいものになりましたね。ハードウェアとしては「iPad」がありますし、Appleはデジタル教科書移行に関するすべてのもの持っている事になりますね。もちろんコストの問題など、いろいろ課題はあると思いますが、Appleの「iBooks Textbooks」がアメリカ全土で採用されるかもしれませんね。