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Foxconnの業績が予想を超える成長、iPhone 5の在庫調整が一段落か!?

投稿時間2013.05.13
EMSOneによると、Foxconnが2013年4月の業績を公表していて、市場では4月は主要顧客であるAppleの新製品の発注が期待できないことから営業収益が減少すると見られていたが、市場の予測を大幅に上回る結果となったと伝えています。

Foxconn logo
 
Foxconnが発表した業績は、営業収益は2917億5800万NTドル(1NTドル=約3.4円)で、前年同月比では5.08%減少したものの、前月比では12.05%増加となっていて、台湾紙「経済日報」は、この業績について、Appleが2013年初頭から行ってきた「iPhone 5」の在庫調整が一段落したことを示すものだとしています。

また、工商時報の伝えた台湾系業者によると、Appleの新型iPhoneは早ければ13年7月からFoxconnが組み立てを開始するとみているそうです。

なお、市場調査会社TRIによると、「iPhone5S」と廉価版iPhoneの台湾系サプライチェーンとして、プリント基板はZDT、Flexium、Career Tech、筐体はCATCHER、タッチパネルはTPK、カメラレンズじゃLargan、バッテリはSimploの名前が挙がっているそうです。

年始から始まり多くの話題を提供したiPhone 5の在庫調整が一段落となれば、いよいよ次は「iPhone 5S」や廉価版iPhoneの製造が見えてくるとは思いますが、やはり7月ぐらいから始まり、9月頃発表という線が濃くなってきているのでしょうか。