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「インセルタッチパネル」歩留まり率が不十分で次期「iPhone」の出荷スケジュールに影響!?

投稿時間2012.07.31
DIGITIMESによると、タッチパネル業界では、ジャパンディスプレイ、LGディスプレイ、シャープの「インセルタッチパネル」の歩留まり率が低すぎていて、次期「iPhone」の出荷スケジュールに一定の混乱を引き起こす可能性があると噂されていると伝えています。

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この3社の中では「インセルタッチパネル」歩留まり率が一番高いのはジャパンディスプレイの50%となっているが、これはまだ収益を上げる意味では不十分だとしています。

LGディスプレイは、着実に歩留まり率は向上しているが生産数を増強することができていないとしています。一方シャープは「インセルタッチパネル」歩留まり率が大幅に改善されておらず、Appleに再び認証プロセスを受けるように要求されたという噂もあるとしています。

この低い歩留まり率のために、次期「iPhone」のために7月に出荷される「インセルタッチパネル」はわずか400〜500万台と推定されていて、これはAppleが第3四半期で2000万〜2500万台という目標より低くなっているとしています。

なお、Appleはパネルサプライヤに対して、生産コストを下げるのに役立つ補助金などを提供しているそうです。

この情報はあくまでも噂として報じられてるもので、実際のところどうなっているかは不明ですが、「インセルタッチパネル」については以前から歩留まり率については問題になっていたので、それが思ったように向上してきていない可能性はあるのかもしれないですね。