まずは、「OS X Mountain Lion」についてですが、これは大きな驚きはなかったと思います。新機能のデモをしてリリース時期についても7月と言及がありましたね。価格については、「OS X Lion」より安い¥1,700となったのは嬉しいですね。
「OS X Mountain Lion」からよりiOSとMacの垣根を低くし、iOSユーザーをMacユーザーへという流れを作ったのではないでしょうか。
「iOS 6」については主な機能として以下をピックアップしていました。
・デフォルト地図アプリがGoogle MapsからApple独自の地図アプリに変更
・Facebookのシステムレベルでの統合
・iPadでのSiriのサポート
・通知機能に“Do Not Disturb(邪魔しないで)” 機能を追加
・App StoreとiTunesの統合して「iStore」へ
・アプリの自動アップデート機能
この中で「iOS 6」の新機能として含まれていないのが、「App StoreとiTunesの統合して「iStore」へ」と「アプリの自動アップデート機能」でしょうか。
特にApp StoreとiTunesの統合については、「iOS 6 beta」を動かしているとするリーク動画がありましたが、あれは偽物だったということでしょうかね？それとも計画はしていたが、取り下げることになったかは不明ですね。
その他については、予想どおり新機能として含まれましたね。特に注目が集まった地図アプリがGoogle MapsからApple独自の地図に変更になり、「Flyover」という3Dマップ機能は会場を沸かせていました。実際見てみないと何ともいえないですが、期待したい機能ですね。
また、噂に含まれてなかったですが個人的に注目したのが、「電話」アプリの改善ですね。リマインダーで出れなかった電話の折り返しを教えてくれる機能などはすぐにでも使ってみたいですね。
iCloudサービスのアップグレードについては、基調講演の中では「OS X Mountain Lion」の中で触れられていましたが、残念ながら噂に出ていた
Macのラインナップの大幅刷新というテーマでは、ほぼすべてのMacがアップデートされるのではないかと噂されていましたが、残念ながらそこまではいかなかったですね。
ただ、やはりなんといっても「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の登場は噂にはありましたが、それを上回る驚きがありましたね。
さらに、現行の「MacBook Pro」と「MacBook Air」もスペックアップして販売が継続されることになりました。これは、コチラにある噂とかなり近い状況といえるかもしれませんね。
さて、残念ながらその他の次期「iPhone」と「iPad mini」「新しいAppleのTV」については何も言及がありませんでした。これらについては今回の「WWDC 2012」で発表される可能性が低いと思っていたので想定通りとはいえますが、このへんでサプライズがあっても良かったですよね。
ただ、次期「iPhone」については、「iOS 6」が秋にリリースという発表があったので、おそらく同時期かそれに近い時期に発売されるものと思われます。（9〜10月で間違いない？）
このように振り返ってみると噂どおりのものや、ガセネタだったものまで様々ですね・・・。そしてフタを開けてみれば予想以上なものが出てきたりと、やっぱりAppleのイベントはワクワクして楽しいですね。（イベント終了後はどっと疲れますが・・・）
次回はおそらく次期「iPhone」のリリース前にプレスイベントが行われると思いますが、それまでにどんな情報・噂が出てきて、実際に発表されるのはどーなるのか注目していきたいと思います。
ちなみに個人的には、発表されたものについて、もうちょっと分かりやすい記事を書きたかったと後悔・・・次回は頑張ろう。。