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ティム・クックCEO、テレビ技術に「強い関心」

ロイターによると、本日行われたAll Things Digital conference(D10)に登場したAppleのティム・クックCEOは、テレビ技術に「強い関心」があるとしながらも、事業は段階的に進める考えを示したと伝えています。

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ティム・クックCEOは、新型テレビについて直接コメントを避けたものの、既存の「Apple TV」について「われわれわにとって強い関心がある分野だ」と指摘。「このラインを辿っていき、どこにつながるか見極めたい」と述べ、「Appleはテレビを発売するのか」との直接的な質問には答えなかったそうです。

また、ティム・クックCEOは、自社製品の製造が中国などのアジア諸国からアメリカ内に移ることを願っていると語っているそうで、アメリカの製造業について、熟練者の減少などで厳しい状況にあるが、この問題に取り組んでいるとし「米国でも、国内市場向けだけでなく、輸出向けのために行えることがある」と語ったとしています。

もちろんこの場で新しいTVを発売するとは言わないとは思いますが、全く否定しているわけでもなさそうですね。まだまだどうなっていくかわかりませんね。

また、アメリカの製造業についても言及している事は興味深いですね。アメリカで作られたApple製品が復活する時が来るでしょうか。