これに対してAppleが今回提出した申請書の中で、原告団が利用したのは、「Appleの広告の概略、Appleのウェブサイトの記述の不完全な要約にすぎず、Siriに対する失望の主張についても、非常に個人的な感想をあいまいに記述しているだけだ」と述べ、さらに以下のように主張しているそうです。
「さらに言えば、原告団は『iPhone』を購入した『直後から』Siriの性能に不満を抱いたと主張しているが、Appleの30日間返品制度や1年保証がまだ有効であるにもかかわらず、それらを利用しようとしなかった。それどころか、人気の高い製品に備わっているとされる性能についての個人的な不平不満を取り上げ、これをカリフォルニア州の消費者保護法の下で全米規模の集団訴訟に仕立て上げることを狙っている」この集団訴訟は、なんともアメリカらしいという感じがしていましたが、Appleは全く譲歩する余地を示していませんね。当然の姿勢といえますね。
「今回の告訴は、こうした主張を裏付けるために必要となる大きな責任を満たしているとはとても言えない」