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Apple、Kaspersky labにOS Xのセキュリティーについて助言を求める

投稿時間2012.05.15
AppleInsiderによると、KasperskyのCTO、Nikolai Grebennikov氏はインタビューに答え、Appleの要求に応じて、OS Xプラットフォームの解析をはじめていると伝えています。

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Nikolai Grebennikov氏は、「Mac OSには脆弱性があり、Appleは最近セキュリティーを向上させるために私たちを招待した」と語っていて、「我々は、マルウェアなどのターゲットになるその脆弱性の分析を開始した」としています。

また、Nikolai Grebennikov氏は、先日問題となったマルウェア、"Flashback"などから「Appleのセキュリティーはもはや完全なものではない」とし、「今後、iPhone、iPad、iPod touchといったiOSデバイスを標的とするマルウェアが登場するだろう」予測しています。

Appleのシェアが拡大すると同時に、ウィルスやマルウェアなどのターゲットになる事は以前から懸念されていましたが、"Flashback"が大きな問題となったこともあり、Appleとしてもかなり力を入れて対策に取り組んでいるのかもしれませんね。